あさひ整骨院のブログ
ボールを投げると肘が痛い …
2016/10/14
こんにちは！！
大阪府枚方市で腰痛を改善へと導き
健康寿命を延ばす整骨院
大阪府枚方市朝日丘町の
あさひ整骨院 桑です！！
ブログを見て頂きありがとうございます！！
今日は「野球肘」でお悩みの方の症例です。
「野球肘」とは野球に携わっている人はご存知でしょう。
名前の通り野球をしていてボールを
投げた時に利き手の肘が痛くなる投球障害と言われるケガです。
野球をしているなら誰にでも起こり得るケガです。
自分も野球をしていて高校生の時に経験しています。
「野球肘」とは通称で本来「上腕骨内側上顆炎」と言います。
野球のクラブチームで頑張っている中学
生の悩みで1ヶ月前から「ボールを投げると右肘が痛い」との事での来院でした。
枚方市 １０代 男子 Ｕくん
ポジションは投手で1ヶ月前から全力で
投げると右肘の内側に「ズキッと」痛みを感じるようになっていたそうです。
検査・可動域確認
肘の内側の熱感や腫れの有無、患部を
押しての痛みの度合い、肘の関節の動き
を確認したところ熱感や腫れはなく、患部
を押した時の痛みと右肘の関節の動きが悪いのが確認できました。
急性期ではあるが、強い炎症はなくそれが救いでした。
施術
まず腫れや熱感もないので患部を温め
右肘は触らずに、ある部分の筋肉の調整を行った。
炎症を起こしている患部を無理に
マッサージなどをしても逆に痛みが強く
なることがあるので、患部は触らない。
これは今まで野球肘を治療してきて
間違いはないと確信している治療法です。
１０分程必要なところにだけ施術を行い、１回目の施術は終了。
施術後には今後の治療計画と注意点についての説明をし終了。
経過
２回目の施術前に現状の痛みを確認
「まだ投げてはいないけど、痛みのせい
で動きにくかった肘が動かしやすくなった」と。
1回目と同じようにある部分の筋肉の調整を行い終了。
施術後にもう一度痛みの確認「軽く投げる動作をしても痛みは感じない」とのことでした。
炎症もそこまで強くなく、痛みが薄く
なり腕が振れるようになれば、次は投球動作の改善。
投げ方が悪いままだと、また痛めて
しまうのでフォームの矯正をしていくことを伝え、2回目の施術は終了。
まとめ
痛みが出ている場所を無理に押したり
動かしたりしても症状の緩和はあまり
期待できないケガなので、小学生や
中学生でまだ野球人生が長い子達や
本気で野球をしている人などは治療の
受け方にも気をつけたほうが絶対に良いです。
早めに痛みを治しておかないと投げ方
が悪くなり、他の肩など痛めてしまう確率が大幅に高くなってしまいます。
今日はここまでとして…「野球肘」でお悩みの方は参考にしてみて下さい。
枚方市 あさひ整骨院